Puttyでポートフォワードの設定をしました

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Puttyでポートフォワードの設定を行ないました。その際の手順を記録しておきます。

ここでは、Puttyを実行しているPCのポート4000を、ログインしたホスト(リモートホスト)のポート4000にポートフォワードするように設定します。

このようにポートフォーワード設定をしておけば、 リモートホストのポート4000でテスト用ウェブサーバを起動して、 PCのブラウザからhttp://localhost:4000でアクセスして動作を確認することができます。

ポートフォワードの設定は、Puttyの設定画面[接続]-[SSH]-[トンネル]から行ないますす。

  • 「受け側ポート」にPCのポート番号(ここでは4000)を入力します
  • 「送り先」に「ホスト名:ポート番号」(ここではlocalhost:4000)を入力します
  • 「追加」ボタンをクリックすると、ポートフォワードが設定されます。

最後に、設定画面[セッション]で「保存」ボタンをクリックすると、設定が保存されます。

Windows10にPutty 0.75(ranvis版)をインストールしました

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新PCの環境整備で、Putty 0.75(ranvis版)をインストールしました。 その際の記録のメモです。

古すぎて参考にならないと思いますが、 以前、バージョン0.63をインストールした際の記録はブログ記事「 Puttyを0.63-jp20130916にバージョンアップしました」(2015/1/25)に書いてあります。

現在、オリジナル(英語版)のPuTTYの最新版はバージョン0.75です。 日本語バージョンについては、ranvis版というのがあります。 そこで、ranvis版の0.75をインストールすることにしました。

公式サイトから、PuTTY-0.75-ranvis 2021-05-10 (64bit)をダウンロードして、展開します。

ファイル一式が入っているフォルダPuTTY-ranvisC:\Program Files\の下に移動しました。 あとは、このフォルダに入っているPutty.exepagent.exeへのショートカットをデスクトップ上に作成して、インストールは完了です。

さらに、こまごまとした設定を行ないます。

直接にホストに接続するためのショートカットを作成

Puttyへのショートカットを作成して、そのプロパティの「リンク先」を次のように設定します。(myhostは設定名)

"C:\Program Files\PuTTY-ranvis\putty.exe" -load myhost

つまり、-loadオプションで設定名を指定すれば、その設定のホストに接続してくれます。 この例では設定名「myhost」のホストに接続します。

デフォルトユーザの設定

Puttyの設定画面[接続]-[データ]で、「自動ログインのユーザ名」に、ログインする際のユーザ名を設定します。

Agent forwardingを許可する

Puttyの設定画面[接続]-[SSH]-[認証]で、「エージェント転送を許可する」をチェックします。

フォント回りの設定

フォントとサイズは[ウィンドウ]-[外観]を選択して、設定できます。 字が小さい(10ポイント)ので、「ターミナルフォント、14ポイント」と設定しました。

後ほど、より見やすいフォントをインストールする予定です。

色の設定

[ウィンドウ]-[色]で設定できます。

青が暗すぎて見にくいので、「Puttyが表示する色の設定」で以下のように設定しました。

ANSI青 R: 83, G: 83, B: 255
ANSI青 太字 R: 125, G: 125, B: 255

「太字の表現方法」は「フォント」を選択します。

Windows10にEmacs 27.2をインストールしました

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3月にデスクトップPC(Windows 10)を新調して、環境を整備しています。

私は文章を書くのにも、プログラムを書くのにも、Emacsが無いと始まらない人なので、当然WindowsにもEmacsをインストールします。 (以前、会社でMacintoshを使っていた時にも、Emacsを入れてました。)

最新バージョンであるEmacs27(Windows用64ビット版)をインストールしました。その手順を記録します。

インストール手順は、公式のダウンロードサイトのセクション「Windows」に説明されています。 この手順に従ってインストールを行います。

まず、以下のページからWindows版Emacs 27の最新版のインストーラをダウンロードします。

2021年5月1日時点では、64ビット版の最新バージョンのインストーラは emacs-27.2-x86_64-installer.exe でした。つまりバージョンは27.2となります。

ダウンロードしたインストーラをPCで起動すると、Emacsがインストールされます。 途中、何か質問されたらデフォルトのままで進めればOKです。

結果として、Emacsはc:\Program Files\Emacsの下にインストールされて、スタートメニューにも登録されます。

今のWindows版Emacsは、インストーラをダウンロードして起動するだけで、ちゃんとWindowsのスタートメニューにも登録されるんですね。まるで普通のWindowsアプリのようで、ちょっと驚きました。

スタートメニューからEmacsを起動できることを確認したら、インストールは完了です。 次に必要最小限の設定として、ホームディレクトリの設定を行ないます。

ホームディレクトリを設定する

Emacsのホームディレクトリは、いわゆるUnix/Linuxのホームディレクトリの事です。 Emacsでファイル名を指定するときにホームディレクトリは~で表わされます。

Windows版Emacsでは、デフォルトでは、ホームディレクトリはC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\ となっています。

このままでは不便なので、C:\Users\USERNAME\Documents\homeがホームディレクトリになるように設定を行ないました。(これ以降USERNAMEは、実際のユーザ名で置き換えてください。)

Emacsは、環境変数HOMEを設定しておくと、そこをホームディレクトリとして扱ってくれます。

Windows 10で、環境変数を設定する方法を説明します。 Windowsキーを押してアプリケーション検索で「環境変数」と入力して、「環境変数を編集」を起動すると下の画面が表示されます。ここでユーザー環境変数HOMEの値を

C:\Users\USERNAME\Documents\home

と設定してやります。

また、Emacs起動用ショートカット(デスクトップ、スタートメニュー)のプロパティを開いて、「作業フォルダ」にHOMEと同じ値C:\Users\USERNAME\Documents\home 設定してやります。

これで、Emacsを起動すると、作業ディレクトリがC:\Users\USERNAME\Documents\homeに設定された状態になり、ファイルを指定する際に~と入力すると、C:\Users\USERNAME\Documents\homeを意味するようになります。

また、Emacsを起動した時に読み込まれる、初期設定ファイルは”~/.emacs.d/init.el”、つまりC:\Users\USERNAME\Documents\home\.emacs.d\init.elとなります。 ですので、Emacsの初期化処理はこのファイルに記述してください。

これで、Windows版Emacsのインストールと設定が完了しました。

退職エントリ予定地

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3月31日付けで長年勤務していたヤフー(株)を退職しました。

詳細は後ほど追記する予定です。

Google ColaboratoryでPIL形式のイメージを表示する

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Google Colaboratoryでは、そのままではPIL(Python Image Library)形式の画像を表示できません。 表示する方法を調べたので、メモしておきます。

通常、PIL形式の画像を表示するには、showメソッドを使って

pil_image.show()

のようにしますが、Google Colaboratoryでは、このやり方では画像が表示されません。

調べたところ、Colaboratoryでは、IPython.displayモジュールのdisplay関数を使えばよいようです。

具体的には、次のようにすれば、PILイメージを表示できます。

from IPython.display import display

display(pil_image)

参考サイト: