VMWare Plalyerで、ゲストOSの時刻が同期しない現象を解決
VMWare Playerでは、ゲストOSの時刻を自動的にホストOSに同期させることができます。それには次のように設定しておきます。
1. ゲストOSにVMWare toolsをインストールする
2-1. VMWare Playerを起動して、対象となる仮想マシンを選択する。
2-2. 仮想マシンの設定の編集]をクリックして「仮想マシンの設定」ダイアログを表示する
2-3 [オプション]タブを選択してから[VMWare Tools]をクリックする。
2-4 「ホストとゲスト時間を同期」チェックボックスをオンにする。
これで、ゲストOSを起動したり、サスペンドから復帰する際に、ホストOSと時刻が同期します。
上記の設定を1回だけ行なえば、あとは何もしなくても、ゲストOSの時刻が常に正しく設定されます。
しばらくは自動的に時刻が同期されていたのですが、なぜかいつの間にかゲストOSの時刻が同期されなくなってしまいました。例えば、サスペンドから復帰した場合に、サスペンドした時の時刻のままなのです。
これでは不便なので、いろいろといじってみました。結果としては、VMWare toolsを再インストールすることで再び時刻が同期されるようになりました。
具体的には、仮想マシンを起動した状態で、[Player]メニューから[管理]-[VMWare toolsの再インストール」を選択すると、ゲストOS側でVMWare toolsのCD-ROMイメージがマウントされます。あとはVMWare toolsを最初にインストールした時と同じ手順です。
現象としては、たぶん次のような感じなのだろうと思われます(ちゃんと調べたわけでないのですけど)。
- VMWare toolsをインストールすることにより、対応したカーネルイメージ(?)が生成される仕組みになっている
- apt-get upgradeで新しいカーネルイメージが生成されると、それはVMWare対応ではないので、時刻が同期されなくなってしまう
というわけで、時刻が同期しなくなったらVMWare toolsを再インストールすれば直ります(たぶん)。