YAPC::Asia Tokyo 2013に参加しました

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9/20から9/21に開催されたYAPC::Asia Tokyo 2013に参加しました。会場は、慶應義塾大学日吉キャンパスの協生館でした。協生館は名前は古風ですが、新しいモダンな建物で、全席に電源が用意されている素晴らしい会場でした。HUBという名前のパブもあり、さすが慶應という感じです。

1日目(9/20)には次のセッションを聞きました。

1日目は、貧乏性なので、ほぼ1日中セッションに参加していました。本当はセッションはほどほどにして、ウダウダするのも良いですが。

「大規模Perl初心者研修を支える技術」はDeNAで71人の新卒エンジニアの研修をどのように進めたかという話でした。非常に参考になりました。DeNAは人材育成にすごく注力していますね。

「僕の考えたFuture Perl」は、Perl 6の歴史と実装の話が面白かったです。Perl 6にはさまざまな(不完全な)実装があってややこしいのですが、かなりクリアになりました。またPerl5上で、Perl6の構文を扱えるようにするSeisの紹介がありました。

1日目夜の懇親会にも参加しましたが、料理とお酒がふんだんに用意されていました。スポンサーのDeNAさんには大感謝です。

2日目(9/21)は、午前中に用事があり、会場には14時過ぎに到着しました。まずPerl入学式@YAPCを見学させてもらいました。熱気が溢れていました。

2日目は次のセッションに参加しました。

「p2」は、Perl5とPerl6の両方に対応したVMの話でした。高速化のためにいろいろと工夫しているとのこと。私は言語処理系が好きなので、p2の話は興味深いものでした。

また言語処理系関連では、「これからのPerlプロダクトのかたち」をぜひ聞きたかったのですが、午前中だったので聞けませんでした。残念。

ライトニングトークでは、竹迫さんのPerlクイズで、最後の問題(特殊変数$^Fに関するもの)に答えて、竹迫さんの訳書「ECMA-262 Edition 5.1を読む」を賞品としていただきました。

ちなみに、出題された特殊変数は$[、$]、$^Fの3つで、「何てマニアックな出題なんだ!!」と思いました。Perlを使いこなしている人でもこんなの知らないです、普通(笑)。

クロージングでは、長年にわたってYAPC::Asiaの運営をされてきた櫛井さん(@941)と牧さん(@lestrrat)のコンビが今回限りで引退することが発表されました。長い間、ありがとうございました。

近藤は今回はトークは無しで、まったくの参加者モードで参加しました。多くのセッションを聞き、いろんな人と話をして、やる気がフル充填されました。スタッフのみなさん、発表者のみなさん、そして参加者のみなさん、素晴らしいYAPC::Asia 2013をありがとうございました!