VMWare Plalyerで、ゲストOSの時刻が同期しない現象を解決


VMWare Playerでは、ゲストOSの時刻を自動的にホストOSに同期させることができます。それには次のように設定しておきます。

1. ゲストOSにVMWare toolsをインストールする
2-1. VMWare Playerを起動して、対象となる仮想マシンを選択する。
2-2. 仮想マシンの設定の編集]をクリックして「仮想マシンの設定」ダイアログを表示する
2-3 [オプション]タブを選択してから[VMWare Tools]をクリックする。
2-4 「ホストとゲスト時間を同期」チェックボックスをオンにする。

これで、ゲストOSを起動したり、サスペンドから復帰する際に、ホストOSと時刻が同期します。

上記の設定を1回だけ行なえば、あとは何もしなくても、ゲストOSの時刻が常に正しく設定されます。

しばらくは自動的に時刻が同期されていたのですが、なぜかいつの間にかゲストOSの時刻が同期されなくなってしまいました。例えば、サスペンドから復帰した場合に、サスペンドした時の時刻のままなのです。

これでは不便なので、いろいろといじってみました。結果としては、VMWare toolsを再インストールすることで再び時刻が同期されるようになりました。

具体的には、仮想マシンを起動した状態で、[Player]メニューから[管理]-[VMWare toolsの再インストール」を選択すると、ゲストOS側でVMWare toolsのCD-ROMイメージがマウントされます。あとはVMWare toolsを最初にインストールした時と同じ手順です。

現象としては、たぶん次のような感じなのだろうと思われます(ちゃんと調べたわけでないのですけど)。

  • VMWare toolsをインストールすることにより、対応したカーネルイメージ(?)が生成される仕組みになっている
  • apt-get upgradeで新しいカーネルイメージが生成されると、それはVMWare対応ではないので、時刻が同期されなくなってしまう

というわけで、時刻が同期しなくなったらVMWare toolsを再インストールすれば直ります(たぶん)。

Xubuntu 14.04LTSを、VMWare Playerにインストールしました


Ubuntuの派生ディストロであるXubuntuの最初バージョン14.04LTSを、VMWare Player(Windows 7マシン上で動作)の仮想マシンにインストールしました。その時の手順のメモです。

近藤は、これまでUbuntu 12.04LTSを使っていました。前回の移行(Ubuntu 10.04LTSから12.04LTS)の際には、既存の10.04LTSの環境に対して、アップグレードをかけました。その時の記録はここにありますが、正直言って、かなり苦労、というか悪戦苦闘しました。

そのこともあったので、今回は、既存環境のアップグレードはせずに、新規にXubuntu 14.04LTSをインストールすることにしました。

UbuntuからXubuntuに移行した理由

まず最初に、なぜ今回は、Ubuntuではなく、Xubuntuを選んだかという話を書いておきます。

近藤は、数年前から、WindowsマシンにVMWare Playerをインストールして、その上で仮想マシンとしてLinux(Ubuntu)を動かしていました。

VMWare Playerには、Unityモードという動作モードがあります。これは、「Linuxのデスクトップを表示せずに、LinuxアプリのウィンドウをWindowsのデスクトップ上に直接表示する」というモードです。つまり、Linuxで起動したアプリ(例えばターミナル)が、あたかもWindowsのアプリのように扱われるのです。私のLinuxの使用目的は主に開発なので、基本的にこのUnityモードを使っています。

しかし、(12.04当たりから?)Ubuntuに導入されたUnityモード(まぎらわしいですね)が、VMWare PlayerのUnityモードと相性が悪いのです。Ubuntu 12.04LTSでは、古いバージョンのVMWare Playerを使って、何とか調整して使っていました。

しかし、最新版のVMWare Playerでは、『(VMWare Playerの)Unityモードは、Ubuntu(のUnityモード)はサポートしない』ということになってしまいました。実際に、VMWare Player 6.0.3に、Ubuntu 14.04LTSをインストールしたところ、Unityモードに切り替えができません。

いろいろ調べたところ、VMWare Unity Mode with Ubuntu 12.10というQAスレッドを見つけました。

ここでは「Unityデスクトップの代わりに、Gnome3デスクトップを使う」という回避策が紹介されてました。また、そのほかには「どうしてもUbuntuを使いたければ、Ubuntu系の派生ディストロのXubuntuを使えばいい。Xubuntuは、XFCEデスクトップを使ってるので、VMWareのUnityモードとコンパチだから」というアドバイスもありました。

そこで、試しにXubuntuを入れてみたら、確かにVMWare PlayerのUnityモードがちゃんと動きました。また日本語環境で使えるという実績も見つかりました。

というわけで、Ubuntu 12.04LTSから、Xubuntu 14.04LTSへと移行したのでした。

Xubuntu 14.04LTSをVMWare Playerにインストールする手順

さて、本題ですが、インストールの手順自体は簡単です。

1. Xubuntuの公式サイトから、14.04LTSの64bit版のISOイメージをダウンロードします。

http://cdimage.ubuntu.com/xubuntu/releases/14.04/release/xubuntu-14.04-desktop-amd64.iso

2. VMWare Playerから、「新規仮想マシンの作成」を実行します。ダイアログでは、「インストーラディスクイメージファイル」として、ダウンロードしたISOイメージを指定してやります。すると、「Ubuntu 64ビット 14.04」と認識してくれて、簡易インストール(ほぼ全自動でインストールくれる)をしてくれます。

3. XubuntuのVMをスタートさせると、シンプルなログイン画面が表示されます。

xubuntu-login

4. ログインすると、シンプルなデスクトップが表示されます。

xubuntu-desktop

5. メニューからターミナルを立ち上げてみます。

xubuntu-desktop-2

6. ユニティモードのアイコン(下のイメージで、赤丸で囲んだアイコン)をクリックすると、ユニティモードに移行します。

xubuntu-unitify-icon

ターミナルがWindowsアプリのようにウィンドウに表示されます。

xubuntu-unity

さて、この状態では日本語文字は表示されるものの、まだ日本語の入力はできません。

日本語入力をするためにiBusをインストールする

日本語入力を可能にするには、iBusをインストールした上で、日本語入力の設定をすればOKです。下記のページの手順で設定を行ないました。

これで、Xubuntu 14.04LTSの開発環境が手に入りました。あとは、必要なソフトをインストールして、設定を行なえばOKです。